ドミノミクス(Dominomics)

Notes/Dominoに関わる様々な話題を提供することで、Notes/Domino+αの活性化を目指します!

<番外編2> ビブリオバトルをご存知ですか?

前回の番外編と同様、今回も趣味の「読書」に関連したお話をしたいと思います。読書における最大の関心事と言えば、どうやって面白い本に出会うかではないでしょうか。以前の投稿では、この手段として本屋大賞ブクログを紹介しましたが、今回はビブリオバトルについて紹介しようと思います。

ビブリオバトルとは?

ビブリオバトルとは、参加者がお気に入りの本を持ち寄り、その面白さを5分間プレゼンテーションし、どの本が一番読みたくなったかを多数決で決定する書評大会です。ビブルオバトルは2007年に京都大学で発祥し、現在は学生を中心に全国に広がっています。ちなみに「ビブリオ(Biblio)」は「本、書物」を意味する接頭辞で、ラテン語の「biblion(本)」に由来する言葉だそうです。

ビブリオバトルの魅力

最大の魅力は、参加者となってお気に入りの本をプレゼンすることでしょうが、今回は聞き手の立場からその魅力を紹介いたします。まず何と言っても、面白い本に出会える機会です。"ビブリオバトル"で検索すれば、沢山の動画がヒットしますので、きっと直ぐに興味を持つ本に出会えることでしょう。以下のリンクは2015年の首都決戦決勝のものです。紹介されている本は、社会派の固い本もありますが、「人生ドラクエ化マニュアル」という「お?」と思う本の紹介もあります。ちなみに、ドラクエ化マニュアルの紹介者は年に1冊程度しか本を読まないそうで、本好きでない人でも十分楽しめると思います。

もう一つの魅力はプレゼンの勉強になります。言葉のみのプレゼンを、5分間という短時間で行うのはかなりのスキルが必要です。いかに「読みたい」と思わせるか、興味を持たせるかは、プレゼンの基本力だと思います。英語のTED視聴に疲れたら、日本語のビブリオバトルを覗いてみてはいかがでしょうか。

Notes/Dominoの魅力をいかにして伝えようか

私がビブリオバトルに惹かれるもう一つの理由は、とても純粋であるという点です。バトルなので勝つためには相手を攻撃することも考えられますが、そんなことは一切ありません。100%純粋に、自分が推す本の良い点をアピールする姿勢は、聞いていてとても気持ち良いです。そこでふと思ったのが、こんな姿勢でNotes/Dominoをアピールできたら良いのにな~と。グループウェア更改では、しばしば製品比較(攻撃)や、イメージ、政治的アプローチなど、本来の良さ以外で決まることがあります。でも本当に大切なことは、良い点や魅力を正しく伝えることだと思います。学生のプレゼンを聞きながら、自身の未熟さを反省するとともに、良い点だけ決まるほど世の中甘くないと、ひねたことを考えていました。