ドミノミクス(Dominomics)

Notes/Dominoに関わる様々な話題を提供することで、Notes/Domino+αの活性化を目指します!

「投票」と「投資」は同じ行動原理

7月2日は東京都議会選挙がありましたが、皆さんちゃんと投票に行きましたか?因みに、私は行っていません。何故なら私は都民ではないので(笑)。そんな私も先週は地元横須賀の市長選に投票してきました。このように選挙や政治づいたこの頃ですが、Notesの市場動向と政治について思い至ったことがあります。と言っても「都民ファースト」など、本当に政治の話をするつもりはありませんので、気楽に読み進めてください。

Notes移行で良く聞く理由

「機能的な理由」「費用的な理由」「運用的な理由」など様々な理由でNotes移行をするケースがありますが、具体的な理由は別の機会でしようと思います。ただ一つだけ注意点が必要なのが、Noetsのネガティブ面を理由とした場合、その真を見極める必要があります。例えば、機能的制限、費用が高い、運用負荷が高いといった場合、本当かどうか確認してください。もしかすると、競合他社の一方的なバッシングの可能性があるからです。
話を戻しますが、Notes移行の理由として最近良く聞くのが「トップダウンによる政治的理由」です。そうそう、ここで”政治”が出てきました。

一般社員と、企業トップができること

政治的理由といった瞬間に「我々の手の届かない存在」と諦める方もいるかもしれません。しかし、政治に対する我々の行動原理と、企業トップの行動原理は基本的に同じです。それは、今後いかに良くしていきたいかという「未来への期待」です。そして、政治に対する我々の具体的な行動は「投票」です。また、企業のトップがする行動は「投資」です。

「投票」と「投資」は同じ行動原理

企業のトップを決める機会はあまりないですが、「投票」は身近にできる行動です。それでは、投票の判断基準は何でしょうか?「○○が嫌だから」といったネガティブな理由がきっかけかもしれませんが、本当は「○○になって欲しい」という、未来への期待があるはずです。たとえ、現状に満足していても「より○○になって欲しい」と、必ず未来志向になるはずです。一方、企業のトップが行うのが「投資」ですが、これは将来にわたって会社を良くすることを目的にお金を使うこととなります。
この「投票」と「投資」で共通しているのが、"投"という漢字です。そして、どこに向かって投げるのかと言えば「未来」です。より良く、遠くの未来まで投げれるかがポイントとなってきます。

Notesは投資基準を満たしているのか?

それでは、Notesは投資基準を満たしているのでしょうか。先ほど「競合他社からのバッシングに注意!」と書きましたが、本質はここではないと思います。なぜなら、バッシングの多くは、現時点のNotesに対するものが多いからです。
投資の基準はあくまで未来なので、現時点のバッシングよりも、今後のNotesビジョンが最優先されるはずです。実際のユーザーの意見として「現状Notesに大きな不満は無い」としながらも「将来のNotes不安がある」とう意見を聞くことがあります。
Notesは本当に素晴らしい製品であるがゆえに、視線が現在で止まっていることが無いでしょうか。視線を投げるにしても、昔の栄光ばかり見ていることは無いでしょうか。そして、より遠くの未来まで視線を投げられているのでしょうか。

今後も「投稿」を続けていきます

問題を提起するだけして、模範解答が無くて申し訳ございません。ただ、Notes移行を考えるとき、他社のNotesバッシングが目立つため、そちらに気を取られがちですが、本質は違うのかもしれません。やはり、未来への期待に応えるべく、絶えず進化を続け、未来に期待させることが「投資」を呼ぶ王道だと思います。また、私も未来へ期待を"投"げれるような「投稿」を続けていきとたいと思います。