ドミノミクス(Dominomics)

Notes/Dominoに関わる様々な話題を提供することで、Notes/Domino+αの活性化を目指します!

Notes/Domino ソリューション 2017 の裏話

いよいよ、Notes/Domino ソリューション2017が東京、大阪、名古屋の3都市で開催されます。既にお申込みは「満員御礼」の盛況で、期待度の高さが伺われます。私はリコージャパンのセッションでプレゼンターとして登壇を予定しています。

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セミナーを通じて最も感謝しなければならないのは、ご出席頂くお客様であることは間違いありません。貴重なお時間を賜り、誠に有難うございます。 次に感謝申し上げたいのは、セミナー開催にご支援頂いた多く方々です。このようなセミナーで注目されるのは表舞台に立つプレゼンターですが、その裏ではとても多くの方々の支援が必要となります。そこで今回はご支援いただいた方々への感謝の意味をこめて、セミナーにまつわる裏話をしてみようと思います。

■セミナー成功には、準備に8割のパワーを費やす

 セッションがメインとなるセミナーですが、セッションのことだけ考えれば良い訳ではありません。様々な準備という苦しみを乗り越えてセミナーを迎えることができます。

①生みの苦しみ セミナーの趣旨、全体像の企画に始まり、関係区への意識合わせ、会場の手配といった環境が整って初めて開催可能となります。この始動時のパワーは相当なもので、実現可否に直結します。今回は開催決定に漕ぎ着けるだけでも大変でした。

②調整の苦しみ セミナーの告知、宣伝、集客に始まり、人員、運営、機材、備品の調整など、てんこ盛りです。また、3都市開催ということで、地域毎の調整もあります。集客が少ないのは最悪ですが、多すぎるのも考え物です。今回は申込み定員オーバーという嬉しい誤算が発生しました。歩留りを見込むなど、ここでも調整が行われています。

③セッション準備の苦しみ: 私のセッションでは、複数分野の情報を紹介する関係で、それぞれの専門家に資料の作成から協力してもらっています。しかし資料が揃っても、マージしてみるとレベル感が違ったり、流れに合わなかったり、ここでも調整です。仕上げにリハーサルをすると、PCでは綺麗に映った資料が、プロジェクターに投影するとダメな箇所もあるなど、やればやるだけ問題が発生し、その都度対処をすることの繰り返しでした。

以上が準備フェーズですが、セミナー全体にかけるパワーのうち8割程度はここに費やされると思います。セミナーは、参加者の目線では当日の完成形しか見えません。ところが当事者の目線に立つと、いかに準備が大変かということを思い知りました。と言いながら自身を振り返えると、①生みの苦しみ、②調整の苦しみについては、殆ど何もしていません。③セッション準備の苦しみでも、多くの方の助けてもらっています。個人的に不十分な点について反省すると同時に、ご支援いただいた方々への感謝の念に堪えません。  

■プレゼンターとしてできること

ここ2~3年、プレゼンターとして登壇する機会が増えましたが、元々人前で話すことが得意という訳ではありません。その為、リハーサルはけっこう入念に行います。今回イベントの持ち時間は35分ですが、最初に行ったセルフリハーサルは20分弱で終わりとても焦りました。その後、全体的な見直しと細部を膨らませることで、34分まで話を伸ばすことに成功。ただし本番は早口になる傾向があり不安ですが、ここまで来たら楽しむくらいの気持ちで頑張ろうと思います。

今回のイベントは定員オーバーのため、申込みの締切が発生しました。もしかすると、締め切られた人がいるかもしれません。また時間や場所の都合で断念した人もいるかもしれません。プレゼンターの立場で言うと、できるだけ多くの人に話を聞いて欲しく思います。そこで、今後はwebinarによる情報発信についても検討を進めていきます。

最後に、セミナーの開催がいかに大変であるかということを痛感しました。プレゼンターは、カーレースで言えばドライバーのようなものです。ドライバーは表舞台で注目されますが、その裏には莫大な数のなサポーターの存在があります。私も、本番でプレゼンターが失速しないよう心してかかる所存です。会場で皆様とお会いできることを楽しみにしています。