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ドミノミクス(Dominomics)

Notes/Dominoに関わる様々な話題を提供することで、Notes/Domino+αの活性化を目指します!

Notes/Domino ソリューション 2017 の裏話

いよいよ、Notes/Domino ソリューション2017が東京、大阪、名古屋の3都市で開催されます。既にお申込みは「満員御礼」の盛況で、期待度の高さが伺われます。私はリコージャパンのセッションでプレゼンターとして登壇を予定しています。

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セミナーを通じて最も感謝しなければならないのは、ご出席頂くお客様であることは間違いありません。貴重なお時間を賜り、誠に有難うございます。 次に感謝申し上げたいのは、セミナー開催にご支援頂いた多く方々です。このようなセミナーで注目されるのは表舞台に立つプレゼンターですが、その裏ではとても多くの方々の支援が必要となります。そこで今回はご支援いただいた方々への感謝の意味をこめて、セミナーにまつわる裏話をしてみようと思います。

■セミナー成功には、準備に8割のパワーを費やす

 セッションがメインとなるセミナーですが、セッションのことだけ考えれば良い訳ではありません。様々な準備という苦しみを乗り越えてセミナーを迎えることができます。

①生みの苦しみ セミナーの趣旨、全体像の企画に始まり、関係区への意識合わせ、会場の手配といった環境が整って初めて開催可能となります。この始動時のパワーは相当なもので、実現可否に直結します。今回は開催決定に漕ぎ着けるだけでも大変でした。

②調整の苦しみ セミナーの告知、宣伝、集客に始まり、人員、運営、機材、備品の調整など、てんこ盛りです。また、3都市開催ということで、地域毎の調整もあります。集客が少ないのは最悪ですが、多すぎるのも考え物です。今回は申込み定員オーバーという嬉しい誤算が発生しました。歩留りを見込むなど、ここでも調整が行われています。

③セッション準備の苦しみ: 私のセッションでは、複数分野の情報を紹介する関係で、それぞれの専門家に資料の作成から協力してもらっています。しかし資料が揃っても、マージしてみるとレベル感が違ったり、流れに合わなかったり、ここでも調整です。仕上げにリハーサルをすると、PCでは綺麗に映った資料が、プロジェクターに投影するとダメな箇所もあるなど、やればやるだけ問題が発生し、その都度対処をすることの繰り返しでした。

以上が準備フェーズですが、セミナー全体にかけるパワーのうち8割程度はここに費やされると思います。セミナーは、参加者の目線では当日の完成形しか見えません。ところが当事者の目線に立つと、いかに準備が大変かということを思い知りました。と言いながら自身を振り返えると、①生みの苦しみ、②調整の苦しみについては、殆ど何もしていません。③セッション準備の苦しみでも、多くの方の助けてもらっています。個人的に不十分な点について反省すると同時に、ご支援いただいた方々への感謝の念に堪えません。  

■プレゼンターとしてできること

ここ2~3年、プレゼンターとして登壇する機会が増えましたが、元々人前で話すことが得意という訳ではありません。その為、リハーサルはけっこう入念に行います。今回イベントの持ち時間は35分ですが、最初に行ったセルフリハーサルは20分弱で終わりとても焦りました。その後、全体的な見直しと細部を膨らませることで、34分まで話を伸ばすことに成功。ただし本番は早口になる傾向があり不安ですが、ここまで来たら楽しむくらいの気持ちで頑張ろうと思います。

今回のイベントは定員オーバーのため、申込みの締切が発生しました。もしかすると、締め切られた人がいるかもしれません。また時間や場所の都合で断念した人もいるかもしれません。プレゼンターの立場で言うと、できるだけ多くの人に話を聞いて欲しく思います。そこで、今後はwebinarによる情報発信についても検討を進めていきます。

最後に、セミナーの開催がいかに大変であるかということを痛感しました。プレゼンターは、カーレースで言えばドライバーのようなものです。ドライバーは表舞台で注目されますが、その裏には莫大な数のなサポーターの存在があります。私も、本番でプレゼンターが失速しないよう心してかかる所存です。会場で皆様とお会いできることを楽しみにしています。

IBM Watson Summit2017で実感したこと

2017.04.27~28に開催された、IBM Watson Summit2017に参加しました。昨年に続く2回目のWatson Summitは大盛況でコグニティブ・AI時代の到来を実感できる2日間でした。

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私のWatson Summit参加の目的は「Watsonの真価を探る」ことでした。そして真価の判断基準は、①実現性③実用性②発展性の3点としました。①実現性は、本当に可能かということです。とかくバズワードが多いAIのため、夢物語に騙されてはいけません。②実用性では、投資対効果の判断です。できたとしても、費用がかかりすぎたり、効果が少なくては意味がありません。③発展性は、せっかくのAI活用なので、更なるイノベーションへの期待も大きなポイントです。
何か、偉そうなことを書いていますが、私も少しだけWatsonを検証した経験がありますので、この経験を踏まえてWatsonの真価について、私なりにリサーチした結果を以下にレポートします。

■コグニティブキャンパスの実現に向けて(金沢工業大学事例)

金沢工業大学(以下"金工大"と記述)における、学生の”自己成長支援システム”の構築に関するセッションは、これまでの中で個人的に最も素晴らしいものでした。
最初に金工大についてですが、約7,000名の学生が在籍する理系複合大学で「日本一?宿題が多い大学」「ものすごくアクティブな大学(課外活動がとても盛ん)」であると強調していました。そして膨大な活動履歴は、金工大のポートフォリオシステムに蓄積しているとのことです。
金工大が抱える課題は、学生個々の状況理解と個別フィードバックの限界に直面していることです。個々の学生に最適な履修や課外活動などのアドバイスをすることで夢や目標の実現を目指しますが、教職員などのリソースには限界があり、十分な支援が困難となっています。そこで、2016年11月にコグニティブ・コンピューティングを活用した学生支援システムを構築することで、課題克服に乗り出しました。

学生支援システムとは

学生支援システムとは、金工大過去10年分の卒業生の定型データ + ポートフォリオ等の非構造データを、コグニティブ連携させ、学生の夢や目標を実現させるための具体的なアクションのアドバイスをするものです。簡単な例えで言えば、学生が英語力を向上したい希望に対して「○○活動の参加」「○○の履修」を勧めるといった感じです。ところが「リーダーシップを身に着けたい」や「学校の先生になりたい」といった希望になると、多面的な分析が必要で、アドバイスも簡単ではありません。そこで相談者の個人データと、膨大な先輩のデータを類似分析をし、理想に近い先輩の情報から、具体的なアクションを導き出します。この分析ではWEX FCや、SSSPIの技術を利用しています。さらに、アドバイスは教職員との面談だけでなく、Conversationと連携することで、自動応対も可能となります。システムは7月サービスインの予定で、もう実現間近なところまで来ています。

 金工大これまでの活動の振り返りと今後の展望

昨年11月にスタートしたプロジェクトは当初とても苦労し、実現性も疑問視された程でした。特にデータの扱いに苦労し、IBMの支援も含めかなり研究したそうです。やはり、ちょっとやそっとで何とかなる代物ではないとのことです。それでも約半年という短期間で実用レベルまで漕ぎ着けたことは、脱帽と同時にWatsonの実用性を強く認識できました。今後の展望は学生支援だけでなく、Cognitive Cityをプロジェクトテーマにし、データサイエンス領域で産学連携による教育研究の実践、都市づくりにまで広げるということです。
これまでのWatsonの事例は、コールセンターなど既にナレッジとして蓄積されたデータの活用が中心のように思います。金工大の事例は、学生の活動履歴などの非構造データの有効活用と、Cognitive Cityという夢構想の現実性が実感でき、感動を覚えた程でした。

■展示ブースを巡って感じたこと

展示ブースでは、Watson APIのNLC、Conversation、R&Rを活用したものが多く出店されていました。各社の違いはインターフェースの多様性です。裏で動くAPIは同じでも、人と接するインターフェースは、ロボットのpepper、デジタルサイネージ、センサー、インタラクティブホワイトボード(IWB)など様々です。ただし、これらは実現性はあるが実用性はあと一歩といった印象でした。事実、話を聞いてみると「サンプルの参考出品です」や「実験中です」といった回答もありました。また、興味深いものに「3ヶ月の期間限定でWatsonのPoCを行う」サービスがありました。これは明確な目的のもとWatsonを導入するのではなく、何ができるかを探る為にWatsonのPoCを行い、実効フェーズ前の検討をするものです。いずれにしてもWatson APIでは実用性に直結するパッケージがある訳ではありません。APIに限ったことではないですが、Watsonはツールに過ぎず、使い方は自分で考え、データも自分で対応することが前提ということです。やはり、自動的に最適解を導き出してくれる夢のシステムなど存在しないことを再認識した次第です。 

■Watsonは職業犬のようなもの

2日間のWatson Summitで実感したことは「Watsonは職業犬のようなもの」です。職業犬とは、警察犬や盲導犬、救助犬など様々な分野で活躍する犬達です。職業犬は基本的に人間のサポートを果たしますが、人間には不可能な高度な能力をも発揮します。
そんな素晴らしい職業犬ですが、勝手には育ってくれません。育成には膨大な訓練と費用が必要です。例えば1頭の盲導犬育成には、約1年の訓練期間と300万円もの費用がかかるそうです。何事も大きな効果を期待すれば、それなりの覚悟と費用が必要になります。

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冒頭、Watsonを検証した経験を踏まえて「真価を探る」などと偉そうなことを書きましたが、ちょっと齧ったくらいで真価を探るなどおこがましい気がしました。金工大では大学の運命だけでなく、地域の将来までかけた取り組みを行っています。
また、別セッションの保険会社のQAサポート事例では、強い意志と相当の投資を行って初めて効果が出るというのです。保険会社の方曰く、AIには必ず反対意見が出るそうです。それは「本当に使えるのか?」「既存システムの活用や改善で十分」といった意見です。事実システムをWatsonで開発した当初は、複雑なQAの対応を目指したこともあり、正率が悪くかなり苦労したそうです。それでも改良を続けることで正答率も60%~70%まで向上させ、今では新システムは欠かせない存在になっています。ちなみに旧システムの正答率は20%~30%に留まるということで、やはりWatsonが非常に高いポテンシャルを持っていることは間違い無いようです。しかし、これを有効活用するのは簡単ではなく、データサイエンスを含む高い技術と、やり抜く強い意思と投資が不可欠ということでした。

■現時点におけるWatsonの評価(独断)

Watsonというと、クラウドWatson APIが注目されることが多いですが、金工大と保険会社の事例では、オンプレのWatson Explorer(WEX)が使われています。また新サービスとしてWatson Workが年内リリース予定です。
最後に、これら①Watson API、②Watson Explorer、Watson Workについて、実現性実用性発展性の観点で独断と評価してみようと思います。

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 個人的に現時点の一押しはWatson Explorerです。これは、金工大や保険会社の事例にもあるように、これまでのシステムでは対応できない深い洞察を導くからです。ただし非常に高価ということで、より強い意志と投資が必要となります。願わくば、もっと安価なって欲しく、そうすれば爆発的に普及すると睨んでいます。

Watson APIは、ライトに始められるメリットがある反面、キラーアプリが存在せず決め手に欠ける感があります。とはいえクラウド対応で、急激に機能と性能が進歩を続ける優良株!全てはアイデア次第で、可能性は一番だと思います。

Watson Workは、日常業務を含む全てのワークのコグニティブ連携させ、働き方改革の実現を目指しています。Watson Workspaceでは、会話の内容を理解して要約や、実施すべき次の行動を示唆します。Watson Work Servicesは、IBM製品だけでなく他社製品もコグニティブ連携させることで、よりオープンで効率的な業務遂行の支援を行います。以上がWatson Workの概要抜粋ですが、いかんせんリリース前なので評価のしようがありません。これは全くの個人的な意見ですが、Watson Work構想の実現は少し時間がかかると思っています。 

以上、各サービスにおける現時点の実現性実用性は多少バラつきはあります。とは言え、発展性に関しては共通して期待できることは間違い無いです。引き続きWatsonから目が離せないですね。私も検証・リサーチを継続しますので、結果などを別途レポートしていきたいと思います。

<番外編> 読書と感動

4月に入り心機一転という訳でもありませんが、今回は趣向を変えて私個人の趣味についてお話したいと思います。世の中には「Notesが趣味」(笑)という方もおられますが、私の場合の趣味は「読書」です。以下、ほぼNotesとは関係無いことを書きますが、ちょっとだけ小島の戯言におつきあい頂けると幸いです。

「私は年間約200冊の本を読みます」・・・と言うと「自慢かよ」「真面目かよ」と倦厭されそうですが、私にとって読書は、TV、雑誌、ネット等と同様娯楽の一種で、ライトなものです。しかし読書というと、堅苦しいヘビーなイメージを持つ方も多いですが、何故でしょうか?

 

  • 諸悪の根源は読書感想文

    読書感想文というと、夏休み最大の敵として嫌いな方も多いと思いますが、私も大嫌いでした。読みたくもない本を読んで、しかも感想を書くなんて苦痛以外のなにものでもありません。そうです「読みたくもない」がスタートだからダメなのです。本のジャンルは沢山あるのに、読書感想文ではこれが固定されてしまいます。TVで言えばNHK教育以外は見ちゃダメと言っているようなものです。面白くない本を読めば「本 = 苦痛」という負のイメージが植え付けられます。逆に言うと、面白い本に出合えれば「本 = 楽」になりますが、この面白い本に出会うきっかけが少ないことが問題だと思います。 

  • お勧めの本は何ですか?
    必ずと言っていいほど聞かれるのがこの質問。でもこれは「人それぞれです」としか言いようがありません。本に限らずTVでも、ドラマが好きな人もいれば、バラエティ、ドキュメンタリー、もちろんNHK教育が好きな人もいます。つまり、「好きなジャンルは人それぞれだからお勧めの本なんて分からない」となります。さすがに、これでは話が終わってしまうので、私が本を探す時にしていることを紹介したいと思います。もしこれが、面白い本に出会うきっかけになれたら私も嬉しいです。

  • どこから本を探そうか?
    ぱっと思いつくのが文学賞です。ただし文学賞は50種類以上もあり、これも迷ってしまいます。取り敢えず、有名どころの芥川賞に飛びつくと痛い目に合うかもしれません。文学賞は一種のジャンルなので、これが好みでないと本嫌いに拍車がかかる恐れがあります。芥川賞であれば「純文学の新人に与えられる賞」と定義されていますが、この「純文学」がくせものです。ミステリー大賞ならミステリーで分かりやすいですが、はて純文学とは?最近は、又吉 直樹の「火花」が話題になりました。
    少し前ですが、田中慎弥の「共喰い」が受賞しましたが覚えていますか。この作家、芥川賞受賞の時『私がもらって当然だと思う』といった大胆な発言をして話題になりました。ちなみに本のあらすじは以下のようなものがありました。

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    批評する訳ではありあせんが、赤枠で囲ったような内容は、少なくとも私の趣味ではありませんし、純文学と言われても私の理解を超えています。
    ちなみに、芥川賞と並んで話題となる「直木賞」は「新人及び中堅作家による大衆小説」と定義されていています。大衆向けで親しみやすいですが、大衆の定義が曖昧なので、受賞作が好みかどうかは毎回違ってきます。やみくもに本を探すより文学賞受賞作のほうがアタリの確率は高いですが、意外とギャンブル性も高いかもしれません。

  • 本屋大賞

    私がよく利用するのが、この本屋大賞です。これは2004年に設立された比較的新しい文学賞で、一般の文学賞とは異なり作家・文学者は選考に加わらず、書店の店員投票によって決定されます。読者に最も近い文学賞と言われ、これまでの大賞受賞作のほぼ全てで映画やドラマ化されているので、それだけハズレが少なくギャンブル性は低い思います。

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  • ブクログ

    数値的に本を選ぶ基準が欲しい場合ブクログ - web本棚サービスがお勧めです。5点満点で読者が評価し、だいたい3.5点以上だとハズレの確率は低く、4.0以上だとアタリの確率が高くなります。一つ注意が必要なのが評価者の人数です。たまに、5.0点ともの凄く高い評価の本があると思ったら、評価者が2,3人ということもありますので、評価者が少ないとあまり当てになりません。ちなみに、さきほど紹介した「共喰い」の評価は2.8点と低めです。評価が3.0点を下回ると、ギャンブル性が高くなりますのでご注意を。

  • 完読する必要は無い
    冒頭、私は年間200冊読むと書きましてが、実は盛っています。というのも、2割程度は途中で読むのを辞めているからです。本を読む時、完読を条件にすると負担になりますが、辞めて良いと思えば気楽に読めます。TVや雑誌、ネットであれば、つまらなければ途中で辞めると思いますが、本だけは完読しがちです。これは、読書感想文の呪縛で「本は最後まで読むもの」と思い込んでいるからかもしれません。そもそも世の中の本を読破などできないから、面白いと思う本だけを読めばいいと割り切ると、読書も趣味として楽しくなります。
    それでも「せっかく買った本を途中で辞めるなんて勿体ない」と思うのであれば、図書館を利用するのが便利です。図書館も面倒くさいのであれば、BOOKOFF(ブックオフ)の100円コーナーでも十分楽しめます。まだ新しい本だから100円になってないと思っても、たまに100円コーナーに紛れている場合があります。これは、BOOKOFFには「5ダブ禁止ルール」というのが有るらしく、同じ本を5冊以上ダブッて陳列することを原則禁止しているそうです。ダブッた5冊目以上の本の行き場が100円コーナーとなります。800円位で売っている同じ本が100円コーナーで見るけることがあります。これを見つけた時のお得感はちょっとしたものなのですよ。

  • 最近困っていること
    最近困っていることが2つあります。1つ目は「老眼」です。老化現象なので仕方ないことですが、電子書籍であれば文字拡大ができるので便利な世の中になったと一安心です。2つ目は「感動の確率が下がってしまった」ことです。かつては、10冊本を読めば1~2冊位は感動に出会えたのですが、最近は20~30冊位読まないと感動に出会えないのです。ちなみに私にとって感動の基準は「気付き(発見)」があることです。
    気付きには、①知らなかったことを知ること②知ってると思ったことが実は違った、の2種類ありますが、②のほうが感動が大きいですね。私は小説を読むことが多いので学術的な気付きはあまり多くないですが、文化的なことや、考え方などで多くの気付きを得ることができます。ただ最近は頭が固くなったせいか、本からの気付きに鈍感になってしまったようです。

  • 気付き(感動)の最善策
    これはノーツコンソーシアムに参加するうようになって実感したことですが、「人と繋がることが気付きを得る最善策」だと思います。読書は手軽に楽しめますが、一方向の情報のため発展しにくいです。しかし、人との繋がりは双方向なので、相手の意見だけでなく、自分の意見まで発展することがあります。つまり、読書より数倍「気付き」やすく、それだけ「感動」しやすいのです!冒頭で「Notesが趣味」ではないと書きましたが、「ノーツコンソーシアムが趣味」と言うのであれば、気付き(感動)を得る為の手段としては正解です。まあ、手段は他にも色々ありますので、要は人と繋がることが気付きの最善策だと思うようになりました。

  • Notes書籍を検索してみた

    ノーツの関連書籍を検索してみたところ60冊ヒットしました。バージョン別にカウントするとR5が圧倒的に多く22冊も有りました。しかし、最新9.0では3冊しか見つからないのは淋しい限りです。やはり本好きNotes好きの私としては、Notes関連書籍がもっと欲しいです。Notes/Domino10が出る可能性がほぼ無くなった現状では新刊は望み薄なのか…。無いなら作る、ドミノミクス本を発行するか!(冗談)

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Notes/Dominoを再度見つめ直してみた

昨日、某お客様を訪問した時、来年度の新人が大挙してロビーに集まっていました。
3月も終盤に差し掛かり年度末だと実感すると同時に、自身の一年を振り返ってみました。
振り返るといえば以前、Notesの「良い所」「悪い所」社内SNSを通じて討議したことがありましたので、ちょっと紹介してみたいと思います。
討議の形式は、最初に「Notesの悪い所」を出し、頃合い見てこれの反対意見を出します。次はその反対で「Notesの良い所」を出し、その反対意見を出すといった双方向で検討してみました。尚、意見は公平を期すためにNotes関係者だけでなく、関係の無い人々にも意見を出してもらいました。

  • Notesの悪い所と、その反対意見
    以下に様々な観点から、悪い所とその反対意見を対比してみました。総じて言えることは、悪いと思った所も見方を変えれば良い点であったり、その反対意見もあることです。気になる点は、サポート面が弱いかな?といったところです
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  • Notesの良い所と、その反対意見
    今度は良い所から始めると、不思議と反対意見が出てこないのです。上記の比較とダブるところもあるので、以下にマージしたものを纏めてみました。そして、良い所の反対意見が「やりすぎ」という、興味深い結果となりました。

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  •  Notes総合評価
    下表に有るように、個々の評価項目において明確にNotesが悪いというものはありませんが、評価軸が曖昧な「イメージ」ではネガティブになりがちでした。
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  • Notesネガティブイメージの根源は何か?
    ずばり「古いイメージ」という一言に尽きると思います。Notesが古いと言う多くは下図左側の画面を想像しますが、実際は右側もNotesで実現可能です。画面以外にも多くの新機能がありますが、知られてないことや、使いこなしていないが故に、古いと誤解されることが多いのです。
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  •  やはりドミノミクス!
    以上のNotes「良い所」「悪い所」検討は、実は3年前に討議したものです。見直してみると、良く言えば「ぶれてない」。悪く言えば「進化してない」といった感じです。正直なところ、Notes/Dominoの進化のペースは鈍っていいると言わざるを得ません。その半面、Notesの最新機能を使いこなせているユーザーも少ないように感じられます。

    検討結果から、Notes自体に問題が無いことは分かったので、最新のNotes機能を享受することと、プラスアルファすることが最も効果的な改善策ではないでしょうか

    1年を振り返るつもりが3年前の資料に脱線してしまいましたが、結局はドミノミクスに行きついた気がします(強引だな~)。
    というわけで、来年度もドミノミクスを宜しくお願いいたします。

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ノーツコンソーシアムと私

先週はサンフランシスコでIBM Connect 2017が開催され、最新情報がネットを駆け巡っていますね。そして今週は、3月3日にノーツコンソーシアムFESTA 2017IBM箱崎本社事業所で開催されます!このFESTAではIBM Connect 2017のフィードバックをはじめ、各研究会の成果発表がありますので、都合がつく方は是非参加してください!
ちなみに私も研究会の成果発表で少しだけお話します。そこで、今回はノーツコンソーシアムについてお話をしたいと思います。

  • 実はベテランではない
    私がノーツコンソーシアムに参加するようになってからまだ3年目です。新人とは言いませんが、諸先輩方に比べれば経歴が浅いのが実情です。ところが、かなり我儘放題やらせてもらっている感があります。さらに、このようなブログを発信するようになったのも、ノーツコンソーシアムがきっかけでした。

  • ノーツコンソーシアムの魅力とは
    ノーツコンソーシアムの魅力を一言で言うと「人との繋がり」と自信を持って言えます!しかし、参加当初の目的は「情報収集」で、技術的スキルアップができれば良いと思っていました。ところが研究会に参加してみると、新参者の意見でも積極的に取り入れ、サポートしてれるのです。最新技術の習得が厳しくなってきたアラフィフの私にとって、これほど心強い繋がりはありません。自己中心的だった仕事への興味が、より広い分野に目が向くようになり、セミナーでの講師やブログの発信など、外向きに変化したのです。それもこれも、ノーツコンソーシアムをきっかけとした「人との繋がり」が仕事観を変えたといっても過言ではありません。

  • 稟議書に書くのは難しい
    幸い私の会社はノーツコンソーシアム会員なので苦労無かったのですが、新規・継続でのノーツコンソーシアム会費の捻出は大変だと思います。と言うのも、先ほど書いた通り、最大の魅力「人との繋がり」を稟議書の理由欄に書くのが難しいからです。更に「ノーツコンソーシアム」で稟議を切ると「古いからダメ」と言われることもあるとか・・・(そこで「名称を変えてみては?」などとつぶやいたこともあります。ご興味がある方はこちらまでhttps://www.facebook.com/notescons/posts/870060496373112

  • エビ鯛効果
    纏まりがなくなってきましたが、ノーツコンソーシアムを通じて私の仕事観が変わったのは間違いありません。それは、情報を発信することの喜びです。
    情報を発信することは「人との繋がり」を加速させ、新たな発見へと導いてくれます。つまり、テイクすることがギブにつながり、言い換えるとエビで鯛がゲットできるのです。ノーツコンソーシアム入会を躊躇われているあなた、また、入会していても効果を実感していないあなた、一緒に鯛をゲットしませんか!

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    http://www.notescons.gr.jp/

Watson始めました

Watsonと聞いて、皆さんは何をイメージしますか?

多くの人は、以下のような以下のようなことが思い浮かぶのではないでしょうか。
①Watsonは、人工知能(AI)の一種である。
②Watsonは、Cloud Serviceの一種である。
③Watsonは、近年になって開発されたNew Technologyである。
④Watsonは、近未来の技術で実用化はこれからである。

先に答え合わせをすると、上記①~④は全て不正解です。まあ、×とまでは言いませんが、△といったところです。
しかしかく言う私も、ご多分に漏れず上記のように勘違いしていました。そんな折、昨年10月から社内でWatsonを検証評価するミッションを受け持つことになり、Watsonとのお付き合いが始まりました。今回は、Watsonを始めて分かったこと、所感などをご紹介しようと思います。

ちなみにIBMは、2017年始めのメッセージで「IBMは、COGNITIVEとCLOUDの会社である」と明言しています。これを言い換えると「IBMは、WatsonとBluemixの会社である」となり、IBMの戦略ツートップの一角を担うほどWatsonはその重要性を増しています。

 

  • Watsonは、AI(人工知能)の一種ではない。
    Watsonは何と聞くと「答えを独自に導き出してくれる、自己学習機能を備えた、とても賢いAI」と思っている人が多いですが、間違いではないものの、大きな誤解を招く恐れがあります。そもそもWatsonはAIではなく、IBMの技術者はWatsonはコグニティブに属するもので、人工知能(AI)とは違うと説明しています。
    https://japan.zdnet.com/article/35071682/
    コグニティブとAIの違いを簡単に表すと下図のようになります。

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    めざすゴール」と「主役」は全く違いますが、特徴が似ている(両方とも人間っぽい)ため、混同されやすいと思われます。
    さらにIBMでも、AIと言った方が響きが良くインパクトがあることから、WatsonをAIと表現する人もいるほどです。しかし、コグニティブの主役はあくまで人間であり、人間のサポーターに留まるのに対して、AIは人間にとって代わる可能性を秘めています。車の自動運転くらいであれば良いですが、「今後無くなる職業」で仕事を取られたり、SF的な極論ではコンピュータが人間を支配してしまうのは勘弁ですね。。。

  • Watsonは、Cloud Serviceだけではない
    Watsonと一言でいっても、そのサービス範囲は広く多くの製品があります。下表はその中でも代表的なWatson APIWatson Explorerについてまとめた表となります。基盤を見ると、CloudOn-Premisに分かれますので、WatsonはCloud Serviceだけではありません

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    それぞれ異なる特徴がありますが、Watsonとひとくくりにすると、混同されるケースが多いです。先ほど「答えを独自に導き出してくれる、自己学習機能を備えた・・」とのイメージに、大きな誤解を招く恐れがあると記したのは、正にこの点となります。Watson Explorerは大量のデータを解析することで、独自の分析を行ったりしますが、現在のWatson APIではそう簡単いきません。答えを導き出すために、データの準備やロジックの作りこみなど、人間がかなりお膳立てをする必要があります。このお膳立ての労力を考えると、本来は人間をサポートするはずのコグニティブなのに、人間がコグニティブをサポートしているような逆転の感覚になるほどです。それぞれの特徴を熟知した上で、活用することが必須となってきます。

  • Watsonは、近年になって開発されたNew Technologyではない
    これはWatson Explorerに言えることですが、WEXは検索、分析を生い立ちとすることから、15年以上前から培ってきた技術にたいして、Watsonの冠を付けたということで、決して最近の技術ではありません。また、AIにしても現在は第3次AIブームとも言われており、第1次ブームは何と1960年代ということです。
    http://audiobook.kadokawa.jp/reference/301511000116/
    これまでの2回AIブームは空振りに終わった感がありますが、今回のWatsonブームもイメージ先行で実態が伴わないと、単なるブームで終わってしまうか、逆に乗り遅れてしまう恐れすらありますので、見極めと対応を怠らないことが肝要です。

  • Watsonは、近未来の技術ではなく、既に実用化段階まで来ている
    Watsonを聞くようになったのはここ数年ですが、特にその勢いを実感するようになったのは昨年(2016年)です。これは、Watson APIが日本語対応を始めたことも大きいですが、Watson全体が実用化段階に入ったことだと思います。特にIBM Watson Summit 2016は大熱狂で、本当にIBMのイベントなのか?と疑うほどでした。今年もWatson Summitが開催予定となりますので、今から楽しみです!
    最後に、Notes/Dominoは「IBMは、COGNITIVEとCLOUDの会社である」のCOGNITIVEファミリーに属しており、「Cognitive Domino」と銘打って対応を強化してきています。VerseもWatson連携を明言しています。さらに今年は、Watson Workspaceという新サービスがリリース予定ということで、益々目が離せないです!
    今回は、Watsonに対する簡単な所感が中心でしたが、今後は評価なども含めて深堀りしていきたいと思います。

Notes Festa 2017 in 大阪とノーツコンソーシアム

弊社リコージャパン主催で、1月20日(金)に「Notes Festa 2017 in 大阪 」が開催されます。http://www.ricoh.co.jp/event/seminar/16S152.html
このイベントは、2016年度は9月に東京、10月に名古屋で開催しており、今回の大阪会場で最後となります。参加は無料となりますので、日程と場所に都合がつく方は、是非お越しください。私は「リコーのワークスタイル変革への取り組みとお客様へのご提案」と題して講演いたします。
Notes Festaの宣伝はこれくらいにして、今回はこのイベントに関連したちょっとしたエピソードについて書いてみようと思います。

  • お客様からセッション内容に関する依頼
    イベント開催が近づいてきた1月に入ってから、イベントにもご参加いただく広瀬化学薬品(株)の萩原様より次のような依頼がありました。
    「イベントの配布資料にもある『ノーツコンソーシアムのご案内』小冊子について、セッションの中で紹介して欲しい」というのです。私自身もノーツコンソーシアムの会員として活動を行い、訴求する立場でもあることから二つ返事で引き受けました。このエピソードと通じて伝えたいポイントは2点あります。それは①依頼者がユーザー企業であること。②当事者の二人はこれまで直接的な関係が無かった、ということです。①に関して、依頼者がメーカーやベンダーではなく、ユーザー企業の方が自発的に訴求活動をされるという価値は高いと思います。次に②に関してですが、私は東京、萩原様は神戸の会社ということもあり、過去に直接的な接点はありませんでした。では、どこで繋がったかというと、昨年11月に開催されたノーツコンソーシアムオープンセミナーでした。以上の①、②から言えることは、ノーツコンソーシアムでは会員が積極的に、しかも全国的な活動を行うことで、より広く繋がることができる魅力があります。またこの繋がりは、ユーザー、ベンダー、メーカーの枠を超えることができるのも大きな魅力です。

  • 中小企業こそノーツ!!
    これは、萩原様のブログのタイトルです。http://www.tanuchi.com/
    先ほど、私と萩原様は昨年11月のセミナーで繋がったと書きましたが、私は昨年7月から萩原様のことを知っていました。そのきっかけがこのブログです。とても興味を引くブログのタイトルです。と言うのも、ノーツは大規模ユーザーが比較的有利と言われることが多いですが、萩原様はブログの中で以下のように記載していて、目からうろこでした。
    以下、萩原様ブログより抜粋「弊社は100名弱の商社になります。この人数では社内にシステム専門の従業員を抱えることは簡単ではありません。そんな中であっても、Notes を利用することで、さまざまな情報を集約したり、提供したりと有効活用することが可能になります。」さらに「Notes の裾野を広げたい」とも仰っております。この発言が、IBMやベンダーではなく、ユーザー企業であることがとても真実味がありますね。またこのブログでは、開発関連や様々なトピックにも多くふれられていて、とても読み応えがありお勧めです!
    ここまで書くと萩原様にブログのことを頼まれて宣伝しているように思えるかもしれませんが、真実は私が萩原様のブログをネタにしているのです。事実、私が「萩原様のブログを紹介しましょうか?」と提案すると、「私よりIBM Championのブログを紹介してください」と、いったんは断られました。それでも、私の方が是非にとお願いして承知いただいたものです。なので、萩原様はとても奥ゆかしい方で、私が厚かましい人という関係が正しいです。
    いずれにしても、私も萩原様もNotes/Dominoを訴求したい思いは一致していますので、今後も良い関係を継続できればと願っています。

最後に、『ノーツコンソーシアムのご案内』小冊子を以下に紹介します。Notes Festa 2017 in 大阪で配布する予定ですが、参加できない方のためにも共有できればと思います。